Z技による崩し思考
崩しと通しは、崩し→通しの順番で行いその立ち回り想定の元構築を組み始める。なので構築の立ち回り想定において崩しから考える方がわかりやすい。
Z技は瞬間的な火力を任意のタイミングで出せるため崩しとしてとても優秀。(もちろん違う強力な使い道もあるがここでは割愛。)
攻撃技のZ技の使い道は大きく分けて2種類ある。タイプ一致の最大火力で全てを押し切る物、タイプ不一致ながらも誘い殺しに近い物。
ex)
ガブリアスの逆鱗Zは前者。
ガブリアスの炎の牙Zは後者。
このとき前者と後者を比較して考えるとより秀でているのは前者となる。(ポリゴン2などの数値受け、メガガルーラなどの中耐久高火力ポケモンの存在。能動的選択と受動的選択の差。)
しかしながら受け思考のタイプ受けにはその攻撃が無駄になる可能性がある。(逆鱗Zをフェアリーで受ける、耐久ガン振り羽休め持ちメガハッサム等)そこでZ技を撃つ駒に積み技を持たせるあるいは技範囲を広げる。拘らない崩しの強みがここに出てくる。
ex)
ガブリアス@ドラゴンZ
逆鱗 地震 炎の牙 剣の舞
あるいは
ガブリアス@ドラゴンZ
逆鱗 地震 炎の牙 毒づき
カプ・テテフ@エスパーZ
サイキネ ムンフォ 10万 瞑想
あるいは
カプ・テテフ@エスパーZ
サイキネ 10万 シャドボ 気合玉
おおよそこういう感じ。このゲームは引くという行為が弱いため最初に崩しから入る構築は崩す駒でも対面性能をある程度要求される。そこにはやはりZを持たせることが近道だと思うので崩し思考はこういう形から入るのが丸いと現段階ではそのような思考を構築に取り入れている。